ベルリンのちベルリン、ときどき旅行

体は小さくても、心配性でも、ビビりでも…

引っ越しに向けて&住民登録(ちょっとコツ)

契約に至るまでのお話を前回させていただきました。

今日はまず、引っ越しに向けて。
もし引っ越しを日曜日や土曜日の午後にする場合、必要なものがあっても引っ越し後すぐに準備できない場合があります。

土曜日はお店が早く閉まるところもあるし、日曜日は開いていないので…

WGで一通りそろっている部屋でも、細かいことを聞いておいてもいいでしょう。
私が聞いたのは、ベッドシーツ等は自分で用意するのか、既にあるのかでした。
最初のWGは本当に何でも揃っていて、何一つ買う必要がありませんでした。
しかし、今回のWGはベッドシーツは持参とのことだったので、使う前に洗濯しておきたかったですし、引っ越しが土曜日の夕方だったので、事前に確認し、購入・洗濯しておきました。
(しかし結局枕が無かったというオチなんですが…)
そして引っ越してすぐ、スーパーが閉まる前にお買い物。

そして、大事な大事な住民登録。

前回お話したように、私はBürgeramt へ行って、Wohnungsgeberbestätigung zur Vorlage bei der Meldebehördeという紙を事前に貰い、契約時に貸主に書いてもらいました。
貰いに行った際、住民登録するのは引っ越し先の管轄エリアのところじゃなきゃいけないのか、ベルリンのどこでもいいのか聞きたかったのです。
返事は「どこでもいい」とのこと。

なぜかというと、結構空いてるBürgeramtと超混んでるBürgeramtがあると以前から思っていたからです。

一回目の登録はLichtenbergで激込み。Termin(予約)は取れないし、窓口に行ったらオープンの二時間以上前に来て並んで待ってろと言われました…
寒空の下待ってましたよ、早朝から…
開庁時間には最後尾が見えない程の大行列…

二回目も二時間前に行きました…真冬のちょっと北の方のベルリン…
あれ?開庁時間になっても並んでる人10人位…Lichtenbergとは大違い…

そして今回は、居候していた友人宅の近所にBürgeramtがあったのですが、いつも全然人がいない。あれあれ?待合室に行ってもいつも2人位…

そう、空いてるBürgeramtもあるんです!

この2年で何かシステムが変わったのかなぁ…

なので、紙を貰いに行ったついでにTerminがなかなかインターネットで取れなくて…なんて話をしたら、Terminしてあげるよ、いつがいい?と聞かれ簡単にTerminくれました。

WGで住民登録の際必要なのは
・パスポート
・契約書
・Wohnungsgeberbestätigung zur Vorlage bei der Meldebehörde
(Anmeldungと書かれた紙も記入し持って行ったのですが、「いらない」と言われました。)

独身か既婚か聞かれたくらいで、他に言われることもなく、サインして終わり。
無事に住民登録完了です!

注意点:

実は、一度Terminの時間に行って住民登録できず、新たなTerminをとって別日に再度行きました。

その理由は、貸主(大家)に書いてもらった「Wohnungsgeberbestätigung zur Vorlage bei der Meldebehörde」。
貸主が書き間違えたところを二重線で書き直したり、上から別の色のペンで無理やり書き直したりしていたため、これでは受け付けられないと言われました。

皆さん、大家さんに書いてもらう時は、ミスの無いよう書いてもらってください。
なんならミスした時の為に2,3枚持っていきましょう。
私は貸主に再度会い、事情を話し、丁寧に書き直してもらいました…


番外編 ~家賃と敷金~
たいていの場合、契約書に振込口座が書いてあると思います。

そこに振り込めばいいのですが、最初私はドイツの銀行口座がなかったので、引っ越し当日に敷金と初月分の家賃を現金手渡ししました。
もちろん契約時に貸主に事情は話していました。

2回目は貸主から「先に払う必要はない。まず1日に引っ越して、月初めの1日~5日位の間に振り込んでくれればよい」と言われたので、先に振り込まず引っ越しました。

なぜお金の話をすると、詐欺に気を付けてほしいからです。
実際、詐欺にあい、敷金を取られたという日本人に会ったことがあります。
家を確保しなければという気持ちが先立ち、払ってしまったとのこと。
皆さん、詐欺にだけは十分注意してください!!


※今回の内容は私が経験した時の状況になりますので、実際皆様が住民登録等される際には事情が変わっている可能性があります。各自関係各所に確認の上、行ってください。